今年度社会委員会の「2・11信教の自由を守る日の集会」はZoomによるオンライン集会となりました。会場にも数人の参加者があったようですが私はオンラインで参加しました。
元・北山教会牧師、現・関西学院大学商学部助教の木原桂二さんによる『聖書は「信教の自由」について何を語っているか』~ルカ福音書の宗教システム批判~と題しての講演。とても興味深く拝聴しました。
最初にローマ書から「口に出す」ことの重要性を語られました。心に正義を思うことは誰にでも可能、しかし口に出せば言動に責任が生じる。国家神道や天皇制批判も口に出さなければ意味がない、と。次にイエスさまの「宮清め」の記事から、当時の神殿「システム」が例えれば自動販売機のような装置であったという指摘には、夏以降エゼキエル書と苦しい格闘を続けてきた私にとっては目からウロコ。感謝でした。